やしぶろ

適当にやっていきたいです。

好きでいればいいんじゃねえ。

極端な言い方ですが、趣味で漫画描いてるなら相手(他人)に何も求めてはいけないのかなと思いました。

商業漫画は「お金をもらっている」という責任があるわけじゃないですか。お金をもらっているからいいものをつくらないといけない、これからも仕事がほしいからたくさん宣伝してほしい、もっと広まってほしい、とかも色々。趣味人はその辺の責任がないのでそれが美点と言われたりもするのですが。

趣味人はお金をもらっていない=責任がない=「クレクレ!」といえるようなステータスをもってないってことになるのかな。というのが最近の新感覚です。

まずそれは個人の自由で、自分が絶対正しいとも思ってないという前提の上で。趣味人が「感想クレー」他云々言うのは、お門違いなのかなという話。

 

商業作家はお金になるものをつくらなきゃいけないので、お金になるものをつくれるようになるまでの苦労があるじゃないですか。苦労は精神的な意味でも、技術的な意味でも。それは趣味人とは比べられないほど。

そのへんの苦労を乗り越えて「お金をもらう」という責任の上に立っているのが商業作家なので、「感想クレー」等色々欲しいと思うのは適当だとおもいます。(仕事ある程度もらわないと食べていけないし)

商業作家に比べたら趣味人はその辺の苦労がない。趣味人は趣味人なりの苦労があるとはいえ、商業作家に比べたら到底小さいものだと思います。

苦労が小さければ見返りを求めちゃいけないという話ではないですが、やはり少々お門違いなのかなぁというところ。「大した努力も苦労もしてないのに見返りを求めるとは何様なのぢゃ」ってなるのかなと。

あ、でも自分は「趣味人より商業作家のほうが素晴らしい!格上だ!」とか考えてはいないです。絶対。なぜなら路線が違うので比べることすら間違ってる。ついでに趣味人の中でも格上とか格下とかないと思ってます。趣味にかける熱量、さける時間は人によって違いますし。商業は経験年数とか色々ありそうですが...。

お金って安全保証みたいなところありますから、お金を払うものというのはそれ相応の価値が確約されてないといけないわけですよ。大概の商品はそうだと思います。だから安全保証が破られるとクレームが発生する。

 

そうだなあ、「趣味なんだから適当でいいんだよ!」って言ったり批判アドバイスをもらって「うるせえ!趣味なんだからほっとけ!」って言っておきながら、「反応がこない」とメソメソするのは違うかな。ということ。

「絵がうまくなりたい」といいつつアドバイスを受けいれられないあの感じ。そして「なんで絵がうまくならないんだろう」って言ってるあの感じ。そんな人私は見たことありませんが。

 

クオリティはいくらでも下げられるし上げられる趣味人なので、商業漫画のクオリティの幅に比べたら趣味人の幅は限りなく広い。私みたいに落書きシャーペンメインの人もいれば、「え!?商業じゃないんですか!?」みたいなクオリティの人もいる。

 等価交換、ほしいとおもうならまずくれてやれ。「クレクレ」というならそれなりのクオリティを読み手に保証しないといけないです。趣味人なりに頑張っちゃーいるけれど、あくまでも趣味人「なり」なので。

自分じゃあね、できてないと思うんですよ。シナリオだって穴はあるし、時間をかければもっとよくできただろうし、絵もうまくないし。それを自分でわかっていながら「クレクレ!」とするのは厚顔無恥に近いものがあるなというのが最近の自分への考えです。

じゃあ努力すればいいじゃんと言われるかもしれませんが、散々迷った末の着地点がここなのでもうブレるつもりはない。趣味ならいつ続きを描いてもいいし飽きたらやめてもいい、その自由の中で自分が一番大切にしたいのは定期更新なので。

時間もない中で定期更新するにはいろいろ必要なわけで。捨てるものもあるわけで。間に合わせるために、質は捨てたということです。

 

自分なりの漫画のメソッドをつらつら書くのも無恥と思うけど、物は言いよう...。「自分はこういうやり方でやってるよー」ぐらいでいればいいのかなと。

あと、「ものを作るなんてすごい!」って言ってもらえた時とかに、イヤそんなつもりじゃないだろうことはわかっているのですが、「ものをつくらない人間がえらくないわけではないから、ものをつくる私がえらいわけじゃないんだよなぁ...」としみじみ思います。

たとえば毎週友達と遊んだり、毎週おいしいもの食べたり、そういうことしてる人もスゲーなと私は思うのですよ。他人の存在が大丈夫な時と大丈夫じゃない時が自分はあるので、いつでも大丈夫でいられる人種がすげえなと思うのです。

絶対的な評価で「ワタシエライ!」といられればいいのですが、悲しきかな。自分に対してはいつでも相対評価です。

色々かなぐり捨てた上でここにいるので、「漫画を描いているからエライ」なんてことは到底思えないのでした。そして思う必要もないと思います。趣味はエライエラクナイの尺度ではからないほうがいいでしょうな。